和洋ハーブの教室

暮らしに寄り添う、やさしいハーブ学び教室

便秘・冷え・食べすぎ対策に!“和のスーパーフード”さつまいもの効果と活用術



秋になると無性に食べたくなる「さつまいも」。焼きいも、蒸しいも、スイーツ…とにかくホッとする甘さが魅力ですよね。でも実は、さつまいもには「美容」「腸活」「疲労回復」に役立つ栄養がギュッと詰まっていることをご存じでしょうか?

さらに最近では、**ハーブと組み合わせることで美味しさも健康効果もアップする“和洋折衷のヘルシー食材”**として注目されています。

今回は、さつまいもの特徴と健康効果、そしておすすめのハーブアレンジをご紹介します。


さつまいもの主な栄養と健康効果

成分 働き 期待できる効果
食物繊維 腸内環境を整える 便秘解消・デトックス
ビタミンC 加熱しても壊れにくい 美肌・免疫力アップ
カリウム 余分な塩分を排出 むくみ予防
ヤラピン さつまいも特有の成分 緩やかな便通サポート

特に「ヤラピン」は他の野菜にはほとんど含まれない成分で、腸の動きを穏やかに促してくれるやさしい“天然の下剤”ともいわれています。


秋冬にうれしい「体を温める野菜」

さつまいもは中医学東洋医学)では“温性”の食材に分類されます。

冷えが気になる女性や、冬になると気分が沈みやすい人にはぴったり。特に生姜やシナモンなどのスパイス系ハーブと相性バツグンです。


ハーブと組み合わせるともっと美味しい&効果的!

✅ 甘い系:シナモン / ジンジャー / ローズマリー

  • 焼きいもにシナモンを一振り → ホットスイートポテト風

  • 蒸したさつまいも+すりおろし生姜+はちみつ → 冷え性対策デザート

  • オリーブオイルで焼き、ローズマリーを添える → 洋風おかず

✅ さっぱり系:ミント / レモンバーム

  • さつまいもポタージュ+ミント → 後味スッキリ

  • さつまいものサラダにレモンバーム → 重さが軽減


私のおすすめレシピ:さつまいも×ハーブティー

意外かもしれませんが、ハーブティーとさつまいもは最高の組み合わせです。

ハーブティー 合うさつまいも料理 効果
ルイボスティー 焼きいも / スイートポテト 抗酸化・美容
カモミール さつまいもスープ リラックス・安眠
レモングラス さつまいも天ぷら 消化促進
黒豆茶 ふかしいも デトックス・冷え防止

まとめ:秋の「甘い誘惑」は我慢しなくていい

ダイエット中だから…とさつまいもを避ける人もいますが、それはもったいない!

さつまいもは食物繊維たっぷりで血糖値の急上昇を抑える低GI食品。お菓子を食べるなら、むしろさつまいも+ハーブで“ご褒美兼・美容フード”にしてしまうのがおすすめです。