和洋ハーブの教室

暮らしに寄り添う、やさしいハーブ学び教室

初心者におすすめの和ハーブ5選|暮らしに役立つ薬草と使い方

こんにちは、メディカルハーブセラピストのkeitaです。
最近は「ハーブ」といえばカモミールやラベンダーといった西洋ハーブを思い浮かべる方が多いですが、実は日本にも昔から身近にある“和のハーブ”がたくさんあります。

薬味やお茶としてすでに生活に取り入れている方も多いでしょう。

 

和ハーブと言われて、パッと頭に浮かぶ薬草はありますか?

実は既に口にしているものもたくさんあると思います。

 

しかし、いざ「和ハーブを生活に取り入れてみたい」と思っても、どこから始めればよいか迷う方が少なくありません。そこで今回は、初心者の方でも取り入れやすく、身近で手に入りやすい和ハーブを5つご紹介します。料理やお茶、入浴などさまざまな方法で楽しめますので、ぜひ参考にしてみてください。


1. よもぎ(蓬)

春になると道端や野原でよく見かけるよもぎは、日本を代表する和ハーブのひとつです。古くは「ハーブの女王」とも呼ばれ、食べる・飲む・浸かるなど幅広く活用されてきました。

よもぎには体を温める作用があるとされ、冷えや女性特有の不調を和らげるサポートとして親しまれています。草餅に使われるなど食用の歴史も長く、暮らしに根づいた薬草といえるでしょう。

おすすめの使い方

  • 乾燥させた葉を煮出して「よもぎ茶」に

  • 布袋に入れてお風呂に浮かべる「よもぎ風呂」

手軽に取り入れやすく、香りにもどこか懐かしさがあります。


2. しそ(紫蘇)

夏の食卓に欠かせないしそは、実は立派な和ハーブです。名前の由来は「蘇(よみがえる)を紫(しそ)う」と言われるほど、滋養強壮に役立つ植物と考えられてきました。

さわやかな香りには食欲を高める効果があり、夏バテ予防や疲労回復にもぴったり。栄養面ではβカロテンやビタミン、ポリフェノールも豊富で、まさに薬味以上の働きをしてくれる植物です。

おすすめの使い方

  • 赤じそを煮出して砂糖やレモンを加えた「しそジュース」

  • 刺身や冷奴の薬味に青じそをそのまま使用

普段の食事にすぐ取り入れられるのが大きな魅力です。


3. 生姜(しょうが)

体を温める食材としておなじみの生姜も、和ハーブのひとつです。冷え性対策や風邪のひき始めに役立ち、昔から「薬味以上の薬」として重宝されてきました。

特に冬場は「温活」に欠かせない存在。すりおろした生姜をお湯に入れ、はちみつを加えれば、簡単に体を温めるドリンクが完成します。また紅茶に加えるとスパイシーな香りが広がり、気分転換にもおすすめです。

おすすめの使い方

  • 生姜湯(生姜+はちみつ)で冷え対策

  • 紅茶にスライスを浮かべた「ジンジャーティー

料理にもお茶にも使える万能ハーブです。


4. 柚子(ゆず)

冬至の「柚子湯」で有名な柚子は、香り豊かな和ハーブの代表格です。果皮にはビタミンCやリモネンといった香り成分が含まれ、リラックス効果や美肌効果が期待できます。

果汁は料理のアクセントに、果皮は香りづけに、果実まるごとは入浴剤として。まさに無駄なく使える万能植物です。特に寒い季節には、柚子の香りが気持ちを和ませてくれます。

おすすめの使い方

  • 果皮をはちみつに漬けた「柚子茶」

  • 冬至に楽しむ「柚子湯」

暮らしの中で自然に季節を感じさせてくれる存在です。


5. どくだみ

独特の香りで好き嫌いが分かれるどくだみですが、日本では古くから「十薬(じゅうやく)」と呼ばれ、万能薬草として利用されてきました。利尿作用やデトックス効果が期待され、乾燥葉をお茶にすると独特の苦みがやみつきになる人も多いです。

さらに、焼酎に漬け込んで化粧水を作るなど、外用としても利用できます。市販のどくだみ茶も多く出回っているので、初心者でも挑戦しやすい和ハーブです。

おすすめの使い方

  • 乾燥葉を煮出して「どくだみ茶」に

  • 手作り化粧水で肌ケアに

健康と美容の両面で活躍してくれる心強い植物です。


まとめ

和ハーブは、特別なものではなく、私たちの暮らしに古くから寄り添ってきた身近な植物たちです。よもぎ・しそ・生姜・柚子・どくだみといったハーブは、すでに食卓や風習の中に登場しているため、初心者でも無理なく取り入れることができます。

まずはお茶や料理、入浴など、手軽な方法から始めてみましょう。香りや味、体調の変化を感じながら、自分に合った和ハーブを見つけていくことが、健やかな暮らしへの第一歩になります。

次回は「和ハーブを季節ごとに楽しむアイデア」についてご紹介します。どうぞお楽しみに!